初夏への歩み

 

      5月24日 今週は鬼ヶ嶽と文殊山の山歩きです。

        鬼ヶ嶽は毎年5月GWにベニドウダンなどを愛でに出かけているが今年はチャンスを逃した。

        ところが山友からの知らせでまだベニドウダンやハルリンドウが楽しめると聞き急きょ出かけた。

        そして文殊山は例年のペースに戻すよう試行しています。文殊山の花は端境期ながらぽつぽつと季節を

        感じさせる花が見られるのがうれしい。

            

        まず5月20日の鬼ヶ嶽

        山頂で昼食を済ませ周囲をウロウロ。まず目についたのがヤマボウシ・・・白花と赤花がコントラスト

        良く咲いている。パチパチ撮るもぜん~ぶ失敗。カメラの設定を間違えたらしい・・・残念!!

        そのあと、K&Nさんに出会う。彼女たちもベニドウダンやハルリンドウを目当てにカントリーエレバーター

        ルートを周遊するというので一緒することにした。

 

クマヤナギ この時期には珍しい熟した赤い実。調べると花は昨夏で一年かけてのこの姿。          確か日野山で見た記憶があるがよく覚えていません。。
クマヤナギ この時期には珍しい熟した赤い実。調べると花は昨夏で一年かけてのこの姿。          確か日野山で見た記憶があるがよく覚えていません。。
ヒメハギ 鬼ヶ嶽で見るのは初めてです。春には珍しいセンボンヤリの実穂を観察していて見つけた。
ヒメハギ 鬼ヶ嶽で見るのは初めてです。春には珍しいセンボンヤリの実穂を観察していて見つけた。
サワフタギは今が見ごろの花でした。
サワフタギは今が見ごろの花でした。
ササユリもあっちこっちで魅力的な色香で迎えてくれた。
ササユリもあっちこっちで魅力的な色香で迎えてくれた。
ザイフリボクの実です。花が終わって実成始めたばかりです。初めて見ました・・・後で詳細を。
ザイフリボクの実です。花が終わって実成始めたばかりです。初めて見ました・・・後で詳細を。
ベニドウダン・・・残念ながらやっぱり遅かった。そしてなぜだか今年の花は小ぶりです。
ベニドウダン・・・残念ながらやっぱり遅かった。そしてなぜだか今年の花は小ぶりです。

 

        期待を膨らませての鬼ヶ岳でしたが、当然と言えば当然、ベニドウダンは遅く、同じくハルリンドウは

        見つからずなど気落ちしていたところ、ザイフリボクの一本が今年の雪に耐えかねて半折れの状態で

        垂れ下がっていた。よく見ると初々しい実を付けているではないか。もちろん初めて見ました。

        (普段は5mを超す中木のため花も手元で見られない。いわんや実など)

        帰宅後調べてみると6~7月に赤い実に熟すらしい。そして果実酒とかジャムになるとのこと。

        それゆえに愛称でジューンベリーとも呼ばれるらしい。庭木にしている人もいるらしい。

        夏に鬼ヶ嶽を登ったことないが、これは新しい宿題を頂いた気持ちです。

        ところで再度確認の調べをすると「ジューンベリー」はアメリカザイフリボクのことを言うと。写真を見る

        限り鬼ヶ岳や文殊山で見るザイフリボクと見分けがつきません。やっぱり夏に現地見分が必要ですね。

 

        さては文殊山のこと。今週も2回出かけました。

        週初めの時はササユリが初々しい姿で一目で7本ものグループで迎えてくれましたね。感激ものです。

        そして今日はタツナミソウとバイカウツギの開花に立ち会うことが出来ました。

 

同じ斜面に7本も・・・初々しい姿がうれしい。
同じ斜面に7本も・・・初々しい姿がうれしい。
タツナミソウ・・・週初は蕾だったが今日は一株だけ咲いていました。
タツナミソウ・・・週初は蕾だったが今日は一株だけ咲いていました。
名前は定かでないがキイチゴですね。
名前は定かでないがキイチゴですね。
バイカウツギ:週初はまだつぼみでした。                                   ウツギも色々な美しい花を付けますが、バイカウツギの清楚さは別物です。
バイカウツギ:週初はまだつぼみでした。                                   ウツギも色々な美しい花を付けますが、バイカウツギの清楚さは別物です。

 

        ブラブラとノ~ンビリと・・・山歩きは楽しい!!

        いつの時期でもなにがしかの野花に出会えるし、文殊山では常連さんたちと団欒は至福そのものです。

        今日もそんな至福の気分の時、ほんとうに本当に久しぶりの人が元気に登ってこられ安堵しました。

 


 

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