やったー! 奥穂高

 

    9月13   念願の念願! 奥穂高岳の登頂を遂にやりました。

      ~16日 私は登山を始めた当初から〝富士山をはじめ五山〝をあこがれの山のように思ってきた。

           普段は〝花の山〝 を優先して出かけているが、〝あこがれの山〝 も忘れたことはない。

           ほかの山もそうだったが、最後の奥穂高岳も何度かの計画倒れの末の達成だけに感慨無量です。

 

山頂を直前にして一服・・・いやいや、心を落ち着かせて・・・
山頂を直前にして一服・・・いやいや、心を落ち着かせて・・・
涸沢ヒュッテより穂高連峰を望む。                               若い男性がこの風景や登山ルートを説明してくれた。涸沢小屋に向かい樹林帯を抜け、              がれ場を斜めに登りザイテングラートに取りつく。これを登りきると穂高山荘だよと。
涸沢ヒュッテより穂高連峰を望む。                               若い男性がこの風景や登山ルートを説明してくれた。涸沢小屋に向かい樹林帯を抜け、              がれ場を斜めに登りザイテングラートに取りつく。これを登りきると穂高山荘だよと。
別の男性からも〝あれが大天井、あれが常念〝・・・と。                     かつて表銀座を歩いて槍ヶ岳を目指したが、出発直前の台風来襲でだめになった事を思い出した。
別の男性からも〝あれが大天井、あれが常念〝・・・と。                     かつて表銀座を歩いて槍ヶ岳を目指したが、出発直前の台風来襲でだめになった事を思い出した。

 

          登山時期を「寒くなならないうち、紅葉見物の混雑を避けて、そしてお天気のいい」と

          決めて天気予報とにらめっこ。結局3度も出発を変更したが正解でした。

          (写真のごとく天候に恵まれラッキーでした。下山後は悪天候でしたよ)

 

横尾までは槍ヶ岳登山時やハイキングで来ているが、涸沢に向かう奥の橋を渡るのは初めてです。
横尾までは槍ヶ岳登山時やハイキングで来ているが、涸沢に向かう奥の橋を渡るのは初めてです。
涸沢途中の本谷橋:ここまではおおむね順調でした。
涸沢途中の本谷橋:ここまではおおむね順調でした。
本谷橋から意外と時間がかかったが無事に涸沢ヒュッテ到着。早速のビール:おお~うまい!気分爽快!
本谷橋から意外と時間がかかったが無事に涸沢ヒュッテ到着。早速のビール:おお~うまい!気分爽快!
涸沢の朝焼け:朝食直前ヒュッテの人が朝焼けを見ておいでと教えてくれた。
涸沢の朝焼け:朝食直前ヒュッテの人が朝焼けを見ておいでと教えてくれた。
ヘルメットを着けての山登り・・・初めての体験です(ザイテングラートでよく落石があるそうです)
ヘルメットを着けての山登り・・・初めての体験です(ザイテングラートでよく落石があるそうです)
いよいよ出発・・・昨日若い男性が教えてくれたルートを目指しまずはキャンプ場から涸沢小屋へ
いよいよ出発・・・昨日若い男性が教えてくれたルートを目指しまずはキャンプ場から涸沢小屋へ
樹林帯を過ぎるとこんなガレ場がつづきそれを登り切る。いよいよザイテングラートに挑戦です。
樹林帯を過ぎるとこんなガレ場がつづきそれを登り切る。いよいよザイテングラートに挑戦です。
ザイテングラートはこんな岩場が続きます。なんという小鳥?がやって来て癒してくれた。
ザイテングラートはこんな岩場が続きます。なんという小鳥?がやって来て癒してくれた。
イワギキョウ・・・今回の山登りで〝花〝には縁がなかった。というよりとてもとても余裕なしが本音。
イワギキョウ・・・今回の山登りで〝花〝には縁がなかった。というよりとてもとても余裕なしが本音。
とうちゃこ!! つらい登りでした。 チェックインと一服して奥穂高に向かいます。
とうちゃこ!! つらい登りでした。 チェックインと一服して奥穂高に向かいます。
まずは小屋横のこのピークを乗り越えます。この岸壁が一番の難所です。
まずは小屋横のこのピークを乗り越えます。この岸壁が一番の難所です。
途中から涸沢岳を振り返る。穂高岳山荘に泊ってご来光を見るなら涸沢岳が一番と聞く。(登れなかった)
途中から涸沢岳を振り返る。穂高岳山荘に泊ってご来光を見るなら涸沢岳が一番と聞く。(登れなかった)
奥穂への途中右手にいつも一緒だったこのピーク・・・あのジャンダルムです。
奥穂への途中右手にいつも一緒だったこのピーク・・・あのジャンダルムです。
いくつものピークを越すこと1時間、岩壁を回り込むと現れた奥穂・・・気が急くのを抑えて
いくつものピークを越すこと1時間、岩壁を回り込むと現れた奥穂・・・気が急くのを抑えて
最高のツーショト・・・至福の気持ちも写ってますよね。        槍ヶ岳ではホワイトアウトだったのを思い出す
最高のツーショト・・・至福の気持ちも写ってますよね。        槍ヶ岳ではホワイトアウトだったのを思い出す
下山後の風景:前穂高岳が夕日の映えていました。
下山後の風景:前穂高岳が夕日の映えていました。
穂高山荘の前から涸沢を上から眺めました。
穂高山荘の前から涸沢を上から眺めました。
落日は、笠ヶ岳と雲海から頭を出す白山の間でした。皆さん歓声を上げてお祈りです。
落日は、笠ヶ岳と雲海から頭を出す白山の間でした。皆さん歓声を上げてお祈りです。
早朝の風景:ず~っと先には八ヶ岳もかすかに望めました。このあと下山を開始した。
早朝の風景:ず~っと先には八ヶ岳もかすかに望めました。このあと下山を開始した。
苦労してザイテングラートを下りてきました。登りと下りの交互通行だから相当の時間がかかります。
苦労してザイテングラートを下りてきました。登りと下りの交互通行だから相当の時間がかかります。
途中から登りと違うパノラマコースを下山しました。
途中から登りと違うパノラマコースを下山しました。
名物の涸沢紅葉の主役ナナカマド:実(み)は色づき始めたが葉っぱはまだ青いですね。
名物の涸沢紅葉の主役ナナカマド:実(み)は色づき始めたが葉っぱはまだ青いですね。
徳沢です。急きょここでもう一泊することに。おかげで思わぬ楽しい体験が出来ました。              岩場の下山で二人とも足が悲鳴(踏ん張れない・ひざ痛)を上げ足が前に出ない。白山の二の舞です。
徳沢です。急きょここでもう一泊することに。おかげで思わぬ楽しい体験が出来ました。              岩場の下山で二人とも足が悲鳴(踏ん張れない・ひざ痛)を上げ足が前に出ない。白山の二の舞です。
徳沢からのんびりと・・・明神池をぶらぶらするなどハイキングコース気分でカッパ橋に戻った。
徳沢からのんびりと・・・明神池をぶらぶらするなどハイキングコース気分でカッパ橋に戻った。
台風の影響もあってお天気は崩れてきた。焼岳はもう雲がかかっていました。
台風の影響もあってお天気は崩れてきた。焼岳はもう雲がかかっていました。

 

        達成感いっぱいです。

        念願の奥穂高岳登頂もうれしいが、目標にしていた五山登頂の完遂もです。

        一方で定年後から始めたわが山登り人生に一区切りがついて・・・なんだか変な気持ちも。

        山登り・山歩きをやめるつもりはないが、体力の衰えに合わせて登山というより花を訪ね歩く

        イメージのハイキングにリセットすべきかと。

 

        登山途中と山小屋で出会った人の話。

        その1:途中で出会った単独の60台女性・・・上高地をご主人と同時に出発して、ご主人は岳沢から

                前穂高経由、奥さんは我々と同じコースを登り、奥穂高岳で落ちあうそうな。下山では徳沢で

               夫婦でさらに1泊する。ほほえましい話だなぁ、いい人生だなぁと羨ましくなりました。

           その2:小屋で寝床が横の金沢からの70歳過ぎの男性。なんと涸沢から北穂高岳を登り涸沢岳経由で

               穂高岳山荘へ。このあと奥穂高岳を登って前穂高岳と岳沢経由で上高地に下山という猛者も。

              見かけとは違う旺盛な気力とたくましい体力の持ち主:羨ましいなぁぁ・・・

        ほかにも・・・・・

 


 

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