スランプラリー日野山

 

      6月4日 家内とのスタンプラリーを機会にこの時期にしては初めての日野山でした。

          「夏は来ぬ」先週は夏日続きでバテ気味。この2~3日涼しい日が戻りそれを当てに日野山でした。

 

      日野山には年に何度か登っているがこの時期は初めて・・・したがってどんな花が咲くのか楽しみ。

      早速ササユリを見つけたし、タツナミソウ(オカタツナミソウでしょう)も。山頂ではまだタニウツギが

      元気良く咲いていましたね。

      そして下山はあっ子の膝をかばって急坂を避け、室堂までは林道歩きです。そこで初めて見る樹木に出会い

      帰ってからあれこれ調べてみると「ホナガクマヤナギ」という不思議な樹木です。

 

ホナガクマヤナギの全体写真
ホナガクマヤナギの全体写真

 

 

               花と実について

  

            上記の写真で見る通り花は見当たらない。

            そしてクラスター状の実は黄色です。

            てっきり花は春一番に咲いたのだろうと。

 

 

               右記の写真の実

 

            赤見がかってきれい・魅力的です。

            早や熟したものもあるのだなぁぁ・・と

            不思議に思った。

           

 

 

 

 

    さらに観察すると黒く熟した実を付けた

    房もあるではないか。

    ますます不思議な樹木です。

 

    まわりに何本かあったが。皆同じでした。

 

    花も見てみたいですね。

      

       まず福井県植物図鑑で調べてみると該当しそうなのはこのホナガクマヤナギしかない。

       ところが花期は6~7月とあるので同定まではいかない。

       それでWEBでいろんな図鑑や記事を調べると、まず日本海側の樹木で花期は6~7月から7~8月など

       まちまち。それから実は黄色から赤味がかり黒色へと変化すること。

       そして一つの記事に花の写真が載せてあり、実は翌年の今頃熟してくるとあった。これが決め手です。

 

思いのほか雲が厚くまた樹木の葉っぱが視界を塞ぐので展望台での展望はよくなかった。
思いのほか雲が厚くまた樹木の葉っぱが視界を塞ぐので展望台での展望はよくなかった。

 

       花期は終わっているがヒトリシヅカが復活しているのがうれしかった。

       以前2~3株しかなかったところには20株ほどに、また林道でも群生している場所があった。

 

       今日は一般登山者に加えスタンプラリーの人たち、名古屋からの遠征者たちや西小学校の体験登山者たちで

       予想以上の大勢で賑わっていました。

      


 

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